エホバの証人: ものみの塔協会公式ウェブサイト

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聖書

聖書は実際に何を教えていますか

付録

「大いなるバビロン」とは何かを明らかにする


  1. 神に関する真理とは何ですか
  2. 聖書—神からの書物
  3. 神は地球についてどんな目的をお持ちですか
  4. イエス・キリストはどんな方ですか
  5. 贖い—神からの最大の贈り物
  6. 死者はどこにいますか
  7. 亡くなった愛する人についての確かな希望
  8. 神の王国とは何ですか
  9. 今は「終わりの日」ですか
  10. 霊の被造物—人間にどんな影響を与えていますか
  11. 神はなぜ苦しみを許しておられるのですか
  12. 神に喜ばれる生き方をする
  13. 命に関する敬虔な見方
  14. どうすれば幸福な家庭を築けますか
  15. 神に是認される崇拝
  16. 真の崇拝の側に立つ
  17. 祈りによって神に近づく
  18. バプテスマ,そして神とあなたとの関係
  19. 神の愛のうちにとどまる

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「啓示」の書には,文字通りに解釈すべきではない表現が幾つも含まれています。(啓示 1:1)「大いなるバビロン」という名が額に記された女もその一つです。この女は,『もろもろの群衆と国民』の上に座っている,と述べられています。(啓示 17:1515)実際の人間の女性がそうすることはできないので,大いなるバビロンとは象徴的なものであるに違いありません。では,この象徴的な娼婦は何を表わしているのでしょうか。

啓示 17章18節で,その同じ比喩的な女は,「地の王たちの上に王国を持つ大いなる都市」と描写されています。「都市」という語は,組織された人々のグループを示唆しています。この「大いなる都市」は「地の王たち」を制御しているので,大いなるバビロンという名の女は,国際的な規模の,影響力の強い組織であるに違いありません。それが世界帝国と呼ばれるのは適切なことです。どんな性質の帝国でしょうか。宗教上の帝国です。「啓示」の書にある関連した幾つかの聖句から,どのようにこの結論が導き出されるかに注目してください。

帝国には,政治上のもの,商業上のもの,宗教上のものなどがあります。大いなるバビロンという名の女は政治上の帝国ではありません。「地の王たち」,つまりこの世の政治的な要素がこの女と『淫行を犯した』と,神の言葉は述べているからです。ここで淫行とは,この地上の支配者たちと結んできた同盟を指しており,女が「大娼婦」と呼ばれている理由もそこにあります。—啓示 17:1,2ヤコブ 4:4

大いなるバビロンは商業上の帝国ではあり得ません。商業上の要素を表わす『地の商人たち』は,大いなるバビロンが滅びる時に,そのことを嘆くからです。実際,王たちも商人たちも,大いなるバビロンを「遠く」から見ている,と描写されています。(啓示 18:39,1015‐17)ですから,大いなるバビロンが政治上あるいは商業上の帝国ではなく,宗教上の帝国であると結論するのは道理にかなったことです。

大いなるバビロンの実体が宗教上のものであることは,「心霊術的な行ない」によってあらゆる国民を惑わしている,という記述からも裏づけられます。(啓示 18:23)心霊術はどんな形にせよ宗教的なものであり,悪霊の霊感を受けているので,聖書が大いなるバビロンのことを,「悪霊たちの住みか」と呼んでいるのも不思議ではありません。(啓示 18:2申命記 18:10‐12)この帝国は,真の宗教に強く反対し,「預言者」と「聖なる者たち」を迫害する,とも描かれています。(啓示 18:24)事実,大いなるバビロンは真の宗教に激しい憎しみを抱いているので,「イエスの証人たち」を暴力的に迫害し,殺害することさえします。(啓示 17:6)したがって,大いなるバビロンという名のこの女が,偽りの宗教の世界帝国を表わしていることは明らかです。この世界帝国には,エホバ神に反対する立場を取るすべての宗教が含まれています。

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2005年発行