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聖書

聖書は実際に何を教えていますか

付録

イエスが誕生したのは12月か


  1. 神に関する真理とは何ですか
  2. 聖書—神からの書物
  3. 神は地球についてどんな目的をお持ちですか
  4. イエス・キリストはどんな方ですか
  5. 贖い—神からの最大の贈り物
  6. 死者はどこにいますか
  7. 亡くなった愛する人についての確かな希望
  8. 神の王国とは何ですか
  9. 今は「終わりの日」ですか
  10. 霊の被造物—人間にどんな影響を与えていますか
  11. 神はなぜ苦しみを許しておられるのですか
  12. 神に喜ばれる生き方をする
  13. 命に関する敬虔な見方
  14. どうすれば幸福な家庭を築けますか
  15. 神に是認される崇拝
  16. 真の崇拝の側に立つ
  17. 祈りによって神に近づく
  18. バプテスマ,そして神とあなたとの関係
  19. 神の愛のうちにとどまる

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聖書は,イエスがいつ生まれたかを述べていません。それでも,12月に誕生したのではないと言える確かな根拠は示しています。

イエスはベツレヘムで生まれました。ベツレヘムにおける12月の気象状況を考えてみましょう。ユダヤ暦のキスレウの月(11月から12月にわたる期間)は,寒くて雨の多い時期でした。その翌月のテベト(12月から1月にわたる期間)は一年で最も気温が低く,高地では時々雪が降りました。では,その地域の気候について聖書が述べている事柄を調べてみましょう。

聖書筆者のエズラは,キスレウという月がまさに寒くて雨の多い気候で知られることを示しています。エズラは大勢の人たちが「第九の月[キスレウ],その月の二十日に」エルサレムに集まったことを述べてから,人々は「大雨のために震えていた」と伝えています。そこに集まった人々自身も一年のその時期の気象状況について,「大雨の季節ですから,外に立つことはできません」と述べました。(エズラ 10:913エレミヤ 36:22)その地方に住む羊飼いたちも羊も,12月には戸外で夜を過ごさなかったであろうと考えられます。

羊飼いと羊

イエスが生まれた時,羊飼いと羊たちは,夜間に野原にいた

しかし聖書によると,イエスが誕生した夜,羊飼いたちは野原で羊の番をしていました。実際,聖書筆者のルカは,その時に羊飼いたちがベツレヘム近くの「戸外に住んで,夜間に自分の群れの番をしていた」ことを示しています。(ルカ 2:8‐12)羊飼いたちが単に日中,屋外を歩いていたのではなく,実際に戸外で生活していたことに注目してください。羊飼いたちは夜間にも羊たちを野原に放しておいたのです。羊飼いが戸外で生活していたというこの記述は,冷たくて雨の多い12月のベツレヘムの気象状況に適合するでしょうか。適合しません。ですから,イエスの誕生に関する状況は,イエスが12月に生まれたのではないことを示しています。*

神の言葉は,イエスが死んだ時については非常に正確に述べていますが,生まれた時を直接に示すものはほとんどありません。このことは「名は良い油に,死ぬ日は生まれる日に勝る」というソロモン王の言葉を思い起こさせます。(伝道の書 7:1)ですから,聖書がイエスの宣教と死について詳細な点を多く伝えているのに,イエスの誕生の時についてはほとんど記していないのも驚くべきことではありません。


*  詳しくは,エホバの証人の発行した「聖書から論じる」の221‐224ページをご覧ください。

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2005年発行